2011年05月07日
われらがKEGを満たせ!
5月3日(火)
朝4時から勤務。この日、朝っぱらからいつもの小言。
ついに、わたしはブチ切れ、怒鳴り声を響かせた。
午後3時には終えたかったが、何とか3時半に退社
新幹線には間に合わないので、東口から出る花巻行き
高速バスに 全くギリギリ、飛び乗る。
3月 同じく花巻に向かったのは、あの震災の一週間前
だった。今回、再びKEGで大セッション企画。
再会に胸なでおろし 復興を祈願する 様々な想いを込めた
北の砦の宴である。
19時からの開始 だったと思うが、わたしが到着したのは
1時間遅れの20時。砦の「洞窟」の奥は、演奏家たちで
いっぱいになっていた。TRAD夫妻、TAKUMI&TOSHI、
I谷さんはもちろんの事、初めて会う女性の顔もいくつか。
TRADさんのブログでよく名を目にするぞみーさん、そして
東京からお出でらしいKAORIさん どちらもフィドル弾きか
そしてわたしと入口でバッタリ出会ったのは、O’Jizoのとよだ
さん 実は昨年5月、東京に行った時渋谷ダブリナーズのセッ
ションで一度お会いしていたのだが、彼の方は憶えてらっしゃ
らなかった(無理もないが 笑 とよださん何と、被災地に瓦礫
撤去のボランティアで入っていたらしい 演奏の合間の歓談で
は男性陣と、被災地や支援について熱く語り合っていた。
この夜は遅くまで仕事だったという、Wallaceさん 終盤近くに
ようやく登場。曲数は限られながらもいつもながら情熱的に
バグパイプを吹き貫き 印象付けた (写真はその様子 く、暗い
2011年05月07日
仙台移住 4周年
2007年 4月末 わたしは東京都小平市から
宮城県仙台市へ移り住んだ 36歳だった。
16,7年ぶりの、身を持っての東北回帰であった。
東北で最も暖かいと言われる仙台市も、年度の変わる
4月始めはまだまだ寒い。5月始め頃のほうが、空っぽ
の新居に身一つで入っても凍える心配が少ない。
地元民がよく知るように、この時期のケヤキ並木などの
新緑も最高に美しい 仙台市 最良の時節だ。
東京に住み始めた20歳の頃は、当然の流れのように
あれよあれよという間に新生活が始まり、怒涛のような
巨大都市の空気に飲み込まれていった。
それが青春時代と言えるものだったかどうか、甚だ自信
がない。
わたしはあらためて、自分の価値観 自分の意志で
住む土地を選び 日々を噛みしめ生きてみたかった。
(それもかなわぬ人々が多い事は知っている
しかしその自由を持つ者は それを生かすといい)
さて先日5月のはじめ わたしの仙台移住を後押しした
偉大なる建築・メディアテークは、震災の影響でまだ立ち
入り禁止だった
(5月6日現在、翌週からの再開が決まったようだ)
写真は、わたしが当時からよく腰掛けていたケヤキ並木
下のベンチの前にて。