2011年08月17日
北海道 家族で渡航の記 Ⅳ
兄一家の近所・・・といえば近所 に
「滝野すずらん公園」という、国営の有料公園がある
広大な丘陵に花畑が広がり、地下にアリ塚を模した、子供たち
の探検通路があったりと驚きの趣向に満ちている。
ここでわが家族は、この旅さいごの楽しいひとときを過ごした。
写真は園内に咲いていたラベンダー ちょうど時期であった。
当初は、札幌から小樽や積丹半島まで足を伸ばす予定だった
が、結果 札幌内でのんびり徹しようという事になり それで
充分、みな楽しめたのである。
まだ8歳と3歳の姪と甥 彼らがどれだけ恵まれた環境に育って
いるか・・・まあ、大人になって、外に出てみないとわからない
だろうけれど 日本中を旅した自分の感覚では、まずここ以上の
環境は考えられない・・・いや、伝統文化の有無といった点では
岩手県の盛岡のほうが優れているかもしれないのだが
(最近、俳優の柳葉敏郎氏が 子供を育てるなら地方で と
地元・秋田に再移住していた事を知った)
ともかく特に今回は、震災や原発関連の一連の惨禍の事に思い
を馳せると、岩手・宮城・福島そして関東圏の人々には申し訳な
くも、わが姪と甥がここ北海道に育っている事に感謝せずにはい
られなかった。ただ、食の問題など考えれば、日本列島どこにい
ようが放射能被害から無関係ではいられないのだが
ちなみに、今年もすでに北海道入りしていた北本さん
(本ブログでは数少ない本名での登場人物です 笑)
札幌に滞在中だったので、待ち合わせて狸小路など、散策しま
した。この秋ははるか道東・屈斜路湖でまた会おう!などと・・・
旅の計画は生きている限り、果てしないのです。