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プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2011年08月28日

近況 晩夏2011 のつづき





    チーズを塗って食べてみるブラウンブレッド

アイルランドを訪れ、人々の暮らしを取材した日本人は
多いけれど
日本を訪れ、人々の暮らしを取材したアイルランド人は
どれだけいるのだろうか
彼らは驚くだろう 日本各地にアイリッシュパブがあり
アイルランド音楽などというマイナーな音楽を驚異的な
レベルで膨大な曲数弾きこなす無名の演奏家たちがいる
そしておそらく世界的に有名になってしまった大震災の
現場である海岸町には、アランの島で結婚式をあげ
毎年聖パトリックデイを祝い、友人のアランセーターを直し、
ブラウンブレッドを焼き上げ、仕事よりもアイルランド音楽を愛し
仲間達とセッションを果たすために年数回5・600キロを旅する
そんな夫婦が住んでいることを・・・
そこまでつきとめ、書きとめねばならぬ アイルランドの記者よ
これもまたアイルランド史の一部であり
アイルランド人物伝の一項目に違いないのだ。




ところで、今夏の仙台・七夕まつり
今までは、盛岡のさんさ踊りや遠野のしし踊りのような
「動」の祭が好きで、仙台の七夕なんてつまらない、という
よく聞く評判にも頷けないことはないと思っていたのだが、
今年は何だか違う 全くそうは思わないのだ
「何にもしないのが、いいじゃないか」
そう思えてしまう 無理やりなパレード行事も、今年はない
ただ、七夕飾りを愛でて過ごす 立派な祭ではないか

おそらく、震災後である事も関係しているのだろう
供養・鎮魂の意が込められた行事になっているのを痛感する
定禅寺通には全国各地からのメッセージを込めた短冊や
鹿児島の人々から贈られた巨大な「孟宗竹」に吊るされた
美しい簾のような短冊群 その場から離れ難い感覚があった。



  


Posted by げん at 02:34Comments(2)