QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2013年04月08日

浄土ヶ浜に行きました


久々の岩手県!






  


Posted by げん at 23:48Comments(0)えみし旅を想う

2013年04月08日

4月である


映画を2本、観る。
ともに、原作小説を持つ作品。
実は、両方とも小説から知ったのだが、どちらも読んでいない。
しかし、妙だがどちらも小説の表紙が好きなので、載せてみたい。




『わたしを離さないで』

1970~2000年代の、イングランド。内容は、極力書かないでおくが、
「こうなっていたかも知れない」パラレル・ワールド的な話と言おうか。
これ、スターウォーズじゃないけれど、絶対に「クローン戦争」に
発展するな~と思わせるのだが、本作の狙いはそういうところには
なくて、あくまで「彼ら」の青春、人生を淡々と描ききる。










『ウィンターズ・ボーン』

ものすごく好きな世界だな、と思った。
いまはアイルランド、スコットランドを愛する私だが、もと
もとは中学時代からアメリカの西部劇やカントリー音楽に
夢中だった。やはり、アメリカはある意味、原風景なのだ。

リアルな現代版「大草原の小さな家」というのか(爆)いや
それにしても過酷なアメリカ社会の現実なのだが・・
主人公リーを演じる女優さんは、どこか「大草原」のローラ
(メリッサ・ギルバート)に似ている 笑
しかしこれがほとんど劇中、笑顔というものを見せない。が
そこがまた、よかった。というか、登場人物全員が、子供たち
すらもちゃんと笑ってるカットがわずかなのがすごいのだが、
だからといって暗いだけじゃなくて、人の強さとか優しさ、
ユーモアがにじみ出ているのが何ともいえず、いい。

実は、この作品に惹かれた理由のひとつが、アメリカ南東部、
ミズーリ州オザーク高原に住むスコットランド系移民の子孫
「ヒルビリー」と呼ばれる人々を描いている点だった。
私はもちろん本国のスコットランドが好きなのだが、過酷な
祖国を脱出して新天地を目指したのに、結局移住先も過酷だっ
たという、スコットランドやアイルランドの人々の行く末も
気になってしまうのだ。(しかし一方で、アメリカの中華思想
ともいえる‘WASP’(ホワイト・アングロサクソン・プロテ
スタント)にはスコティッシュも入ったりするという・・この、
ケルトなんだかサクソンなんだか揺れてるスコティッシュが
つくづくエミシなんだかヤマトなんだかわからん東北人ぽい)

本作は、ニューヨーク大学出身の映画作家たちが作った独立系
の映画で、非ハリウッドの素朴さ、自由さと裏返しの真面目さ
がよく出ている。
女性がたくさん出ているのに、ほとんど全く色気がない(笑)
ところもなんか好感が持てた。
東京に住んでいた頃も、こうしたアメリカの地方を描いた映画
は観たが、やはり地方に住む現在の方が、登場人物の気持ち、
感覚がよくわかる気がする。

何か辛い事、酷い状況の中で生きている人が観たら、すごく
共感して、勇気づけられるんじゃないだろうか。実際、ある
意味わたしもそうだった。

ちなみに、新作のDVDには珍しく日本語吹き替え版は無し。
しかしかえって余計な事に気を囚われずに観れた。
  


Posted by げん at 23:25Comments(2)えみし気になる世界