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山形情報ガイド・んだ!ブログ

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プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2013年07月22日

酒田へ行ってみる


酒田は鶴岡よりちょっと遠い(湯野浜から、という事ね)
なので、昔から鶴岡ほど頻繁に行く町ではなかった。
行く時はちょっとしたお出かけで、この町には異国情緒すら
感じていた程だ。鶴岡は田んぼの真ん中の城下町 酒田は
日本海に開かれ、ロシア人?なども闊歩する豪気な港町なの
だから。




CUBのバルⅡで北上すると、以外に30分ちょいで最上川を
渡り、酒田の町に到着した。でかい獅子頭は、酒田最大の
まつり、山王まつりに登場する立役者。

ところで、今回酒田に来た一番の目的は、




酒田ラーメン〜!    である。

全国的認知度はどうだか知らんのだが、わたしにとって
ラーメンとは、酒田含めた庄内のあっさり魚ダシ系醤油、
が基本である。なんでも、ここ三日月軒からのれん分け
したらしいお店の数々が、「満月」「新月」「花鳥風月」
など「月」のつく店名を持って街中に広がっているとか。

母は油彩画を描く人で、この町のあちこちの風景描いたり
画材買ったりするのでよく酒田に来て、わたしも同行する
事があった。そんな時、その辺りのラーメン屋にふらりと
入ったものだ。(当時まだアニメ化の話もなく、漫画とし
て連載されていた『風の谷のナウシカ』の単行本も酒田で
買った記憶がある 笑)

ちょっと前、仙台の雑誌『Kappo』に酒田ラーメンの特集
が載って、無性に食いたくなったが、仙台市内に酒田ラー
メンの店はおそらくないので、よく行っている近所の米沢
ラーメンのお店で満足した事がある。いや、実のところ、
米沢ラーメンの方が美味いかも知れないのだが(爆)やは
り酒田ラーメンのある意味洗練されていない、どこまでも
普通の中華そばであり続ける感じが好きだ、と思う。

さて、腹満たした後は実に久々、清水屋デパートや、山王
まつりの拠点・酒田山王日枝神社などを散歩。




実は山王日枝神社とは、酒田・鶴岡という庄内2大都市両
方に鎮座する当地最強?の古社である。
しかし、その規模、性格は何故か両都市で微妙に異なって
おり、そこが何だか謎だ。
例えば、写真にある鳥居だが、酒田のものは山王社独特の、
三角屋根を持った「山王鳥居」なのに、鶴岡のものはこの
三角がない。
また、酒田の社は創建年代が大同年間(9世紀)と明確で
あるのに対し、鶴岡の社は不明、もしくは用明期(6世紀)
とやたらと古い。
そして、鶴岡が荘内神社、天満宮と他にも有力なお社があ
るのに対し、酒田では山王社が圧倒的である。
港町の山王社といえば、青森は津軽の十三湖、ここの中世
遺跡、十三湊(とさみなと)の山王坊が思い出される。謎
の宗教施設とされるが、この鳥居も、三角屋根だった。

さて、この酒田山王社、鶴岡と違い高台にあるがその敷地
内にこんなすごい建造物がある。




「光丘文庫(こうきゅうぶんこ)」という。
かつて日本一の豪商とも言われた本間家3代・光丘(みつ
おか)の名にちなむ。大正14年酒田初の鉄筋コンクリート
製、本間家の蔵書ほか有志の寄贈した数万冊が収められる。
長く市民図書館として親しまれ、多くの皇族・軍人・芸術
家が訪れたという・・・まあ、よく存じないのだが。

山王社周囲には、港を望める日和山公園や、映画「おくり
びと」のロケ地になったというこんな場所とかある




そんなこんなで酒田、なかなか見どころに尽きないなと
今回実感なのであった。




  


Posted by げん at 11:55Comments(0)えみし普通の日記