2018年03月31日
水は、まだ冷たく
また、台所の給湯器 元栓を開けた。
もう、水でガンバロウと思ったのだが・・・
もう、3月の終わり。いやいや、まだ、3月の終わり。
数日間、かなり外も暖かく、水でも大丈夫だったが、
昨日今日はまた水が冷たくなって、手の甲には
あかぎれができた。やはり完全に元栓を閉めるには
5月を待たねばならない。それが、仙台なのだ。
プロパンのガス代は台所の給湯器を止めれば
半分になる。早く節約したいのだが
なにしろ、3月からいよいよ労働日が少なくなって
2、3年ぶりぐらいに生活が厳しくなりつつある。
食費も、労働で疲れたりした夜以外は、外食せず
メシを炊いて金はかけない。
もちろん、最低限の仕事は作って、確保しなければ
ならないが、文章書きにはむしろチャンスなのだ。
生活苦への強迫観念にかられて、いたずらに労働
に走らないようにする事だ・・いつもながら、世間の
常識とは真逆な考え方で、恐縮だが。
今日は、市販の「かがみもち」の賞味期限。
先日、買って冷凍しておいた、「ずんだ」の餡で
ずんだもちを作って、ようやく食べた。
佐々木喜善も、ちょうどいまの、わたしの年頃に
この仙台の街で、貧しさに耐えていた。
けれども、やっぱりこういう、小さな幸せは
昭和のはじめの、この街の暮らしにもあっただろう。