2019年04月19日
最近の漫画よみ状況 笑
原稿が書けている時 は基本的にブログやSNSへの発信はしないのです。
じゃあ今、行き詰まってるのかというと、そういう訳ではない。
原稿の事でアタマいっぱいにしないと、と思いながらもマンガは適度に
読んでおります。しかし最近、ちょっと状況が変わってきました
なので、その事だけでも書き留めておこうかなと 思った次第です。
昨年後半から読み始めたのが、上の『サマータイムレンダ』です。
これはいまや、『ゴールデンカムイ』を抜いて今や現在の自分の中の
第一位ですかね・・・ある意味では。
『カムイ』は現在、最大の山場を越えてやや失速している感じですが
この『レンダ』はまさに勢い衰え知らずというところです。
この2作品は、いくつかの共通点があると思っています。
まず、作者がともに30代後半の脂の乗り切った時期に打ち出した作品
である事。そしてどちらも作者の生まれ故郷を舞台にしている事。
『レンダ』は和歌山県のある架空の島、つまり瀬戸内海が舞台です。
よくTVなどで聞く関西弁とは一味二味違う和歌山弁をうまく生かして
独特の雰囲気を全編にわたって醸し出しています。
そして、どちらも「食べるシーン」を大切にしている事。
最後に、『レンダ』の内容は「もう一人の自分に出会うと、近々死ぬ」と
いういわゆる「ドッペルゲンガー」と呼ばれる現象と、往年のアメリカSF
『盗まれた街』(『SFボディスナッチャー』などの映画化で知られる小説)
を融合させたようなSFミステリーというかスリラーなんですが、次の
ページをめくった時のドッキリというかビックリな展開の仕方も、似て
おります・・・現在、5巻まで出ており 連載は雑誌にではなく、毎週
ネット上で公開されて無料で読む事ができます。
さて、現在失速していると書いた、『ゴールデンカムイ』なのですが、
もちろん今後はまだまだ面白さが回復する可能性はあります。
ただ、これからどう展開するのかな?と気になるところではあります。
『カムイ』が連載されている「週刊ヤングジャンプ」でも読む作品に
変動が続いております。かつては『カムイ』のほかに、
『かぐや様』 『ダイナー』 『静様』 『ぺペン』 『魔風が来る』
などなど、一時期7作品ぐらい読んでいて、
「ネットカフェで読むより、買った方が安いんじゃないの?」
と悩む状況でしたが(笑)、『かぐや様』以外はネット上の連載に
移行したため、本誌で読む作品は一気に減りました。
本誌の新連載では『シャドーハウス』と、『メイド・イン・ひっこみゅ
(表記忘れた)』がなかなか面白いが、これらもネットで読めるので、
実質本誌で読んでいるのは『カムイ』と『かぐや様』だけになります。
あと、「別冊少年マガジン」で読んでいる『ふらいんぐうぃっち』ですが、
最近あまりにひどいというか、質的な劣化が目立つ回があって非常に
憤りました(爆)魔法もなにも全然関係ない話だったり特に魅力もない
新キャラクターだったり、正直まじめにやれよ!という・・・隔月の連載
なのに、これかよ とがっかりさせないでもらいたいぞ!と
これが実は今回、一番書いておきたい事でした 笑