2010年10月23日
えみしの国 について
ここ、「えみしの国」では、そのまんまここ「えみしの国」のなかでの旅や
出来事、想いについて書き留めていきたいと思います。
しかしそもそも「えみしの国」とは何か?それはどこなのか?
「東北地方」・・・それは実は正確ではありません。
それは国境なき国 王なき国 国なき国
わたしはあえてその国を「奥羽越」と呼んでいます。
奥は奥州、羽は羽州、越は越州(新潟)をも含む、という事と
「東北という概念・枠組みを『越える』」
という事を同時に意味します。
そもそも「えみしの国」とは遠い古代、関東や北陸つまり朝廷の都より
東方のほとんどをさす言葉だったようです。
関東と関西の敵対意識が現存するように、今もその名残はありますが
そんな関東・北陸と、ここ東北「奥羽越」にはしかし、確かな違いがあり
ます。
それは前者が権力を得て、明確に『やまと』であり『日本』となったのに
対し後者は権力に背を向けて、どこか『やまと』にも『日本』にもなりきれ
ないでいる いやむしろ確かに拒否し主張している
われわれは『やまと』ではない と。
『やまと』でなければ、何なのか かつては、答えられなかった。
まあここであまり書きすぎるのはよしましょう
ひとつ、わたしの生活上欠かせない、スコットランドへの憧れもまた、
この「えみしの国」という概念に大きく影響している、と言えるでしょう。
大英帝国の一部でありながら、「イングランドと一緒にするな!!!」
わたしはそんな彼らスコットランド人が大好きです。
Posted by げん at 17:27│Comments(0)
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