QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

2010年12月08日

衝撃の書!!(爆 そして青森新幹線開通


衝撃の書!!(爆 そして青森新幹線開通



できるだけ本は買わずにすませたい・・・という訳で
書店で見つけた本を図書館にさがしてみる

わたしが今まで訪れた日本の図書館では、沖縄は石垣島
にある、石垣市立図書館 そして隣県福島市にある福島市
立図書館 が特に感動的で、居心地も最高でした
なぜか、県立よりも市立、区立といった小さめの図書館の方
が魅力的ですね・・・それはさておき

仙台市内で利用しているのは、メディアテークにある図書館
と、榴ヶ岡図書館です。榴ヶ岡のほうは、駅東口にあり、結構
古めかしくて規模も小さいので敢えて行かない事多いのですが
実はこういう所にこそ、「なんだ この本!?」という掘り出し物
が眠っているものなのです。

今回さがしていた本、例によって東北関連の本で(笑
それも見事にあったのですが、もう一冊 一瞬でぶっとんだ
すごいタイトルの本が・・・これ!!

これぞ、全ての仙台出身者、在住者が言われたくなくて、かつ
誰もが心に秘めている不安、不満、そして本音のズバリ!では
ないか、と思うのです。反面、誰もがこの街の素晴らしい所を
知ってもいる その衝動が、この一冊を書かせたと言えそうです。

実はこの本、1992年に書かれたものです 20年近く昔です。
光のページェントやストリートジャズフェスが始まったばかりで
まだまだ定着しておらず、楽天球団もなく、もちろんメディアテーク
もなく、この街に住みながら小説を書く作家たちもほとんどおらず、
「文学不毛の地」とさえ言われていた時代 
(そしてアイルランド音楽をやる人間もいなかったでしょう・・笑)

また反面、仙台駅東口の街並はまだ古き良き生活の香りを残し、
大きな映画館も駅前に生きており今よりも自然な街の姿があった
時代だったかもしれません
わたしはその頃、東京暮らしに夢中 仙台なんて全く眼中になく、
まさか10数年後にその街に住む事になろうとは思いもしません。

仙台は、よく言われるように、この10年 ましてや20年随分変化
したようです。その要因は実にさまざまでしょうが、やはりこんな
本を書かせるくらい「つまらない」ように思える街を、それならば
面白くしてみせようじゃないか!という想いが、人々の中にあった
のではないでしょうか。

ところで内容ですが、この本は『おとうさん委員会』という人たちに
よって書かれていて、素人なりの力技で雑然とはしていますが、
さすがにいちいち的を得た考察、洞察に満ちています

「昔のものや自然を残そう、とか やみくもに守れっていうんじゃなく
『活かす』という意識が低い」

「建築物はあるんだけど、人というソフトが存在しない。
 人にお金を出さないから、ただの箱があるだけ」

「仙台は’点‘で構成されている 名所はあるんだけど、そこまで行く
 間になにもいいものがない」

まあ、仙台批判だけではなくて、基本はユーモアと愛にあふれた
情報豊富なガイドブックであり、まだ「ビブレ」「アムス」などの時代
で貴重な歴史的記録でもあります。
「転入者の出身地別 ふるさとの味スポット」とか、「単身者のため
の仙台」とかかなりディープにとりくんだ読み応えある一冊なのです。

・・・って 長くなりすぎて青森新幹線書く余地がなくなってしもた 爆

つづきはまた次回~


同じカテゴリー(えみしの国)の記事画像
東北本 続々
山形に「芸大」あり
写真 第3号! 運命的建造物
写真 第2号!盛岡の風景
写真 第1号!
同じカテゴリー(えみしの国)の記事
 東北のオアシス (2016-04-25 05:14)
 新聞20号目、配信 (2014-01-16 17:25)
 「六魂祭」と東北の未来について 3 (2012-06-03 03:07)
 「六魂祭」と東北の未来について 2 (2012-06-01 11:41)
 「六魂祭」と東北の未来について 1 (2012-06-01 03:09)
 東北本 続々 (2011-08-30 00:37)

Posted by げん at 22:14│Comments(0)えみしの国
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。