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プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

2011年12月13日

網走の嵐に、沈没


網走の嵐に、沈没


さて、旅の後半は 嵐の中のテントから 爆

何が何だかわからん写真だが、とにかく、テント全体が揺れて
ます!浸水してます!つぶれかけてます!

別に、台風が来ている訳ではないのだが、なんでも、10月始め
としては北海道でも100年に一度という「大寒気」が近づいてい
るらしいのだ・・・なにそれ もっとよくない

一晩中、内側からテントを押さえて(笑)朝を迎える。
灰色の雲間から、青空が見えている。
キャンプ場にテントを張っているのは、もう一組しかいない。
「いや~ひどかったね。大丈夫だった?」
60歳は過ぎているだろう、ご高齢の男性二人組。
なんと、50cc以上ではあるがスクーターとカブで旅しておられる。
ひとりが奈良、もうひとりが沖縄の人で、10年以上前に北海道
で出会ってから共に旅を続けているのだという。

「ここの芝生、湖面と高さあまり変わらないでしょう。ひと月前の
台風ではキャンプ場全体が水没したみたいよ」

そう、昨夜ずっと、ザッパンザッパン水音がしていたのだ。
テントごと湖にさらわれる危機、だった訳ですね・・・

ともあれ、網走(アバシリ)は、大好きな町
日本一周の旅でも、今回含む北海道の旅でも、常に折り返し
点に位置し到着するたび感激が待っている。わたしの郷・庄内
の町 鶴岡と同規模の小さな町だが、異世界と接する海岸都市
は旅情に満ちている。

しかし今まで、10月に入ってここに来た事はなかった。
もうひと月もしないうちに、水平線に「流氷」が到達するか否か
という土地柄 夜のキャンプは、覚悟が必要だった

町のはずれの網走湖 その湖畔にこの無料キャンプ場はある。
無料、というともう北海道でも少なくなり、あっても荒れ果ててい
たりするのだが、ここ「呼人浦キャンプ場」はよく整備されている、
貴重な場所である。網走市の良心?意識の高さを感じさせる。

とはいえ、この網走も過疎化というか、時代の波は押し寄せて
いるのか、年々旅人におなじみの店などが消えてゆき寂しさも
増してきているのは事実である。

いつも網走まで来ると、ここで数日を過ごす。長旅の途中で一箇
所に長期間留まることを我々の世界では(笑)『沈没』と称すのだ
が 




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