2012年02月10日
小樽~室蘭~長万部
10月も中旬に入っていた。
札幌まで来ると、苫小牧や小樽からの船で本州へ戻る旅人
が多いので、旅の終わりが近い、というイメージなのだが、
今回わたしは4年振りの北海道走りという事もあり、是非とも
函館まで「自走」して津軽海峡から東北へ帰りたい、と思う。
小樽は、義姉のふるさと わたしも大好きで、必ず立ち寄る
のが、義姉のいとこ(ちゃきちゃきの小樽娘)が勤める小樽
文学館 そして灯油ランプの並ぶ「北一硝子」
室蘭は、けっこうなかなか来ない町で、今回2度目。
以前食べ損ねた、名物 「カレーラーメン」 今度こそ!と
思い、店を探すのだが、なにせ4年も前の事でどこだったか
さっぱりわからなくなっててさんざん走り回ったが、ふと見覚
えのある街角にさしかかり、もしやと思ったら・・・あった!!
カレーラーメンといっても、あのお馴染みのカップヌードルで
日頃食べてるものと思っていい。けれど、ふつうのどんぶり
でメンマ、チャーシュー、ネギ でスープだけカレー という
のは新鮮なインパクトだった。
さて、また天気が凄まじいことになってきた。なんと行く先
の空がこれまたスゴイ雲で、稲妻がビッカビッカ光っている。
そしてドバーンと降ってくる。この夜は、一応長万部(おしゃ
まんべ)に宿の予約はしておいた。たぶん、もうテントは張
らないだろうと思って、富良野でテントをキレイにして畳んだ
のである。本当にお疲れさま、わが5000円テントよ 爆
で、たどり着いた今回最後のライダーハウスが、すごかった
長万部のとなり 中ノ沢という駅の前だというから、ちょっと
街なかなのかなと思ったら、草むらの中にムカシの客車が
置いてあって、「中ノ沢駅」と 爆 つまり、無人駅。
その手前が広い荒野で、その中にいくつかボロボロの小屋
が点在している。 すごい・・・西部劇の世界か?
本州にわりと近いのに、今回随一の最果て感だった。
オーナーのおやじさんはギックリ腰で起き上がれず、長期
滞在の客が接客(笑)してくれた。
Posted by げん at 01:35│Comments(0)
│えみし旅を想う