QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

2016年02月14日

閑話休題 SW語らせてください その2


いわゆるネタばれ はあまりないかと思いますが・・・
なんの予備知識もくれるな!という方は、さすがに
まだ読んでくだされるな・・・なのかな。

誰かが書いていたが、SW新作の物語の展開が、
『ラピュタ』であると。
外の世界に飛び出す事も叶わず、前に進む術ももたない
少年のもとに、天から少女が降りてきて(落ちてきて)
運命が一変する。今回は、少年と少女が逆になっただけ、
という事だ。



スターウォーズの物語というのは、基本的に同じ事を
意図的に繰り返している、といえる。
そもそもの語り始めが、ルーク・スカイウォーカーの視点・
立場から展開する『宝島』的な、少年冒険譚であった。
のちに、彼の父の少年期を描くという段になって、
やはり同じように砂漠の惑星から飛び出す冒険譚の形
をとってはいるが、視点は少年というよりも、彼をとりまく
ジェダイ騎士という名の「オトナ」の方に置かれていた。

今回の新作の、語り口のある意味すがすがしさは、
語りの視点・立場が再び主人公の少年・少女に戻って
いるところにあると思う。
とにかく、徹底的に主人公目線であり、前シリーズの
ような、誰が主人公かわからない世界俯瞰的な展開
は避けられている。
少女が少年?に出会い、独りだとできなかった旅立ちを
成し遂げていく、というシンプルな構成と、脚本の主人公
に対する「集中力」が作品に潔い印象を与えていた、と
いえる。

脚本の構成上、脚本家の本懐なのか、ディズニーという
スターウォーズにとっての新しい拠点が意図的に・・という
か、「路線」として導いている結果なのか、というのが今回
よく言われる点ではある。

例えば、主人公のひとりである少女を肉体的・精神的に
強い、いわば男の保護を必要としない自立した存在として
描く事、そして白人だけでなく、黒人も対等に主人公として
活躍させる事がいかにもディズニー的で、人によっては
(日本人でさえも)違和感を感じる、という意見があるようだ。
個人的には、2点とも好印象をもったところなのだが・・・
『ナウシカ』など宮崎駿作品が、ハリウッドにも影響を与えた
結果なのかな?などと思う事もある。
(宮崎駿の昔からのスターウォーズ批判は有名で、
『ナウシカ』はその答だと言われているが、いまや現実に
スターウォーズを動かしてしまっている、という事か・・・)

もし作り手が、女性差別や人種差別の意識を持ちながら、
キレイ事でやっているとしたら、脚本や作品全体に、無理が
出ているはずなのだが、そういう点は認められない。
「製作者側の社会への配慮」をマイナスとして捉える傾向は
常にあるけれども、ここは素直に製作者の意志として尊重し
歓迎したいところである。

わたしが問題にしたいのは、脚本そのものの甘さである。
たとえば最初に作られたいわゆる「エピソード4」の場合、
主人公のもとに物語の展開上重要なロボットとの出会いが
訪れるくだりは、様々な状況を考えても必然性があった。

レイア姫がジェダイ騎士の生き残りであるオビ・ワンに助け
を求めてロボットを送り込んだ惑星には、オビ・ワンが成長を
見守り続ける主人公も住んでいる訳だが、ロボットは砂漠で
ロボット売買業者に捕まって、廻りまわって主人公の家を
通り、買われる事になる。
まあ、砂漠の惑星上という広大なエリアの中で、オビ・ワン
たちのいそうな辺りを特定する事自体無理はあるが
(そんな事を言い出すとこの作品世界全体にケチをつける
 事になりキリがないのだが・・・)
こうして見れば、しかるべき場所にしかるべき人物がいて、
出会いが偶然ではなく必然的に起こっていた事が確認でき
るだろう。

今回の新作では、そういった必然性がほとんどなくて、
全くご都合主義の極致としかいいようがない。
少年(というか若者ね)はただアテもなく砂漠の惑星の一地点
に降り立って、アテもなく歩いていった結果、偶然に重要な
ロボットと出会っていた少女のいる街に辿り着いて、出くわす。
しかも、その街にはかの伝説的なミレニアム・ファルコン号が
なぜかあるのだ・・・すべてが偶然に頼りすぎてきて、まるで
神様がことごとく導いてなさるんですよとでも言わんばかりだ。

脚本担当はまったく凡才ではなく、『帝国の逆襲』『ジェダイの
帰還』も手がけたローレンス・カスダンである。旧作をリアルタ
イムで知る人間にとっては、これも久々な人選で感動もので
あり、やはり面白いところは面白いのだが、まずこの出だしは
もう少しなんとかならなかったかと思う。

とはいえ、今回は長年のファンを感激させた箇所も非常に多く
全体的に好印象の残った一作であった。
個人的によかったところ
@帝国軍の巨大戦艦が砂漠に墜落してるところ
 それを主人公が探検してるところ
 (巨神兵の残骸が残る腐海を探検するナウシカでしょ もろ・・)
@帝国軍伝統のタイ戦闘機に乗ってみるところ
 (これがありそうでなかった、憧れのシーン!)
@ファルコン号からの射撃シーン
 (これも第1作以来なかなかなかったシーン やっと再び!)
@チューバッカのしぐさがいちいち魅力的
 「帝国の逆襲」でもそうだが 脚本家がチューイを好きなのかな
@ハン・ソロもだがレイアの女優さん お歳の召し方がとにかく
 素晴らしい ずーっと帝国の逆襲を思い出しながら観てました

あと、やはり肝腎の、「あの人」がああなってしまう展開には・・・
これはネタばれというやつになるので、このへんにしときますが
まあこの段になると、たいていの人は既に観ていると思います
とにかくいくつかの問題と、大いなる期待を残してくれましたね。

仙台駅西口に、10年ぶりぐらいに大きな映画館が、新しく出現
しようとしています(外観はこないだ、みました!)
長町まで出かけるのも悪くはないのだが、やはり100万人都市
たるもの スターウォーズが観られる劇場のひとつは備えてお
いてほしいものです。まったくの、悲願です。







同じカテゴリー(えみし気になる世界)の記事画像
5月7日(日)
七人の西部野郎(ちがう) の続き
荒野の七人の侍のリメイクのリメイク!
東京への複雑な想い・・(まあ雑記です)
Facebookに負けるな 爆
なぜか東京の安宿について(あと仙台も
同じカテゴリー(えみし気になる世界)の記事
 5月7日(日) (2017-05-07 16:09)
 七人の西部野郎(ちがう) の続き (2017-03-14 15:26)
 荒野の七人の侍のリメイクのリメイク! (2017-03-10 02:00)
 東京への複雑な想い・・(まあ雑記です) (2017-01-22 18:24)
 Facebookに負けるな 爆 (2016-06-09 15:12)
 気がつけば、城下町 (2016-05-10 03:16)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。