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プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

2016年02月21日

閑話休題がとまらない 笑 まだまだコミック


一体なんの閑話休題だっけ?ってほど、本題が遠のいた感が
ありますが・・・ちょっとこのマンガについて



実のところ、それほどオススメの作品という訳でもなく(爆)
正直、いま読んでる数作品の中では、総合点数は低い方だ・・
にもかかわらず、けっこう好きでずっと買って読んでいる(矛盾)

これは2巻目なのだが、この表紙を見て、古くからのSFマンガ
ファンならどっかで見た事あるぞ?とでじゃぶゅーではなかろうか

そう、士郎正宗の、いまや古典的名作『攻殻機動隊』1巻目の
表紙だ!!なんか、そっくりだ!



さて、この士郎正宗、当時大活躍中だった大友克洋の影響も
受けながら、個性的で見事な絵を描いていた。

大友克洋といえば『AKIRA』ですね。
その自らのマンガをアニメ映画化した作品は、
宮崎駿の作品をさしおいて、アフリカの子供たちにも
大人気だったというような記憶がある。

また、大友克洋といえば、ここ宮城県の登米出身。
その代表作『AKIRA』と、自らが影響を与えた士郎正宗の
マンガを元に押井守がやはりアニメ映画化した『攻殻機動隊』は
世界に名だたる「ジャパニメーション」の2大傑作となって、
押しも押されぬ地元の誇る世界のオオトモなのだが、

まて、地元の誇る といえば、すでに先人がいたではないか

そう、石ノ森章太郎である!さすがにここまでくると敬称略が
憚られるが・・・大先生!!以下、敬称略にて!
(友人・さるさんが『萬画館』で買ってきてくれた仮面ライダー
 耳掻き、愛用させていただいとります!!爆)

なんとこの方も登米出身で、大友と同様、映画製作を目指し
ながらも、漫画家になったという。不思議な一致だ・・
高校時代から、中央の漫画界では「宮城に天才がいる」と
評判だったらしいが、漫画の天才は1人ならず、後代に
もう1人いたのだ・・・おそるべし登米。
石ノ森といえば、やはり『サイボーグ009』

https://youtu.be/W4CjzMjcM8U

近年もまた新たにアニメ化されて先進的にカッコよくなり、
あらためて時代を感じさせないアイディアに驚かされる。
改造人間のアイディア以上に、世界中の人種・民族から
9人の仲間を集める、という発想がすごいと思うのだ・・
(まあ、チャンチャンコとか、ジェロニモジュニアとか、
 グレートブリテンとか、名前はふざけてたけど・・笑)
007なんか、身体の細胞組織を組み替える事であらゆる
ものに変身・・って、どんな改造だ(爆)しかし、こいつは
こいつだけ単体で映画が作れそうなくらい面白いな~

はなしが横道にそれっぱなしだが

本題に戻って、最初に載せた写真の『エクスアーム』は
いわゆる「ふれこみ」が
「『AKIRA』『攻殻機動隊』に続く世界的SFの旗手に!」
という感じなのだが・・・
確かに連載中の『グランドジャンプ』での存在感というか
インパクトは毎回相当なものがあり、画力は素晴らしい。

しかし!!なにかが足りないのだ。
現在も、漫画界ではさまざまな形や絵柄のSFものは
あると思うが、その中でも絵柄にクセがなく、いい意味で
万人受けする、愛される美しさ、カッコよさを備えていると
いえる気がする。

話は「クライムアクション」近未来に多発する謎の超科学
(オーバー・テクノロジー)を悪用した未曾有の凶悪犯罪。
それに立ち向かうおてんば警官とアンドロイド警官のコンビ、
更に加わるはその超科学によって脳だけの姿にされた少年・・
この3人を中心に大都市で展開する、すりりんぐなるばとる!
といった具合。

いまどき、同じような感じのSFものはなかなかないので、
それだけでも貴重な作品といえそうなのだが、なんとなく、
はなし的に、B級を脱し切れてない気がするのである。

実は先述した筋の中の、おてんば警官とアンドロイド警官
というのは、今回絵を担当している古味慎也のかつての
オリジナル作品『エクスヴィータ』の主役コンビだった。
こちらは週刊ヤングジャンプ連載で、より若者向けの軽妙な
雰囲気の作品だったが、今回の新作では別に原作者を
伴いながら、自らのオリジナルキャラを続投?するという、
複雑怪奇な事をやっている訳である。

舞台は「前作」の2050年から、2030年に前倒しされて
いるので、主役の2人も全く同一のものではなく、いわば
「パラレルワールド」と説明されているのだが、それなら
もっと大胆な変更を、この主役の設定にも与えるべきで
あった、と思う。

単行本の表紙だけでなく、雑誌の表紙もたびたび飾るのが
アンドロイド(女性型なのでガイノイドというのか)警官の
アルマなのだが、このキャラクター 非常にミステリアスな
ムードを醸しだしていて、強く惹きつけられる。
明らかに人間ではないのは確かだが、何か「闇の部分」と
いうか、「悪女」的なものも感じるのだ・・しかしフタを開けて
みると、極めて優等生的で素直なアンドロイドなのである。
コンビを組むおてんばのミナミも、正義感が強いおっちょこちょい
で愛すべきキャラだが、家族の話なんかも一切出てこなくて
いまひとつ強烈さも、深みも欠ける感じなのである。
アルマは、脳だけの姿になった少年と「接続」されて、いわば
ボディを共有する関係となるが、これも両者いい奴すぎて、
屈折がなさすぎる(笑)なんなのか、このモヤモヤ感は・・・

『AKIRA』『攻殻機動隊』に続く・・・と書いたが、実のところは、
なんといっても『AKIRA』が強烈すぎたのである。
大友の、都市を緻密に描きこむ情熱、その空前の破壊と破滅、
荒廃までをも描ききろうとする異様なまでの欲望・・そして
2人の不良少年を通して爆発させた暴力的な、屈折した感情。
すべてが内向的で、得体の知れないエネルギーの所産だった。
(大友の田舎育ちからくる都市への憧れや憎悪の表れでもあ
 ったのかな?などと同じ田舎育ちのわたしなどは思う)

なんというか、『エクスアーム』では超科学とか超能力とかが
今のところ犯罪者側にあるので、まだその狂気というか、
内向的エネルギーのようなものが、作者のものとして伝わって
こない・・気がするのだなあ。
『AKIRA』では、その狂気そのものが、主人公だったのだ。
まだ『エクスアーム』の作者は、「安全圏」にいる。
『AKIRA』その他、過去の名作のオマージュ的なものを描いて
いるに過ぎなくて、自分なりのアナーキーな欲望に踏み込めて
いないのではないか。
やはりここにも、「破壊された東京」は部分的に描かれるが、
舞台は整然とした東京である。一体、作者にとって大都市とは
何なのだろうか?という事まで考える。

ともあれ、やっぱり毎回、気になって読んでしまうという・・笑
とにかくも、迫力のある作品なので、グランドジャンプを見かける
事あれば、ちょいと覗いてみてはいかがだろうか(はずかしいか)
なんだかんだいって、オススメしていたりして・・でもススメない!

実際、書店のコミック棚に新刊の時もあんまり平積みされてなくて
ネット上の評判や書き込みもいまひとつ盛り上がらず、地味である。
なんか一皮剥けて飛びぬけてほしいなあ!と思う今日この頃・・
なのであった。(自分のもちゃんと書けよ、と)




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