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プロフィール
げん
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山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

2017年03月10日

荒野の七人の侍のリメイクのリメイク!




ちょっと前になるが、いろいろ語りたくなる映画を観たので

『マグニフィセント・セブン』

前回記事の、『ローグ・ワン』も『七人の侍』リスペクトだった
日本映画が生み出したこの物語構図がいかに世界を揺るがしたか
という事かも知れないが・・いや今回のは単なるハリウッドの
ネタ切れ というべきなのか(こらっ)

このタイトル、まことに言いづらいがユル・ブリンナー主演の名作
『荒野の七人』のそもそもの原題「偉大なる七人」で、今作は
そのものズバリのリメイクである。
しかし、ただのリメイクではない事は宣伝ポスターを見ただけで
明白であった。
なんと、ユル・ブリンナーの演じた主人公が黒人になっており、
そればかりか他の仲間も東洋人やネイティブ・アメリカンなど
非・白人が半数を超えている。時代の流れ、という事もあるの
だろうけれど、監督自身が、実は黒人の映画作家なのである。

『スターウォーズ』シリーズの新作「フォースの覚醒」でも
聞かれたのだが、人によっては、日本人でさえも、こうした
近年のハリウッドの「人種的配慮」傾向に批判的な意見を
持つようである。
これはあくまで「配慮」であって、ハリウッドすなわちアメリカの
「伝統的」本心は奥に潜めてあるだけではないのか・・という
疑念から来るものかも知れない。
という事は、ニュージーランドで作られた純白人のみ大活躍の
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのような映画こそが、今や
純白人主義の人々の心の拠り所、とでもいうのだろうか・・・

考えてみると、ユル・ブリンナー主演の『荒野の七人』自体、
七人全員が白人だった訳で、むかしは特に何とも思わなかった
のだが、これは今となっては異常な事だった、と思うのが正常な
感覚ではないだろうか・・・だって、アメリカというのは建前上、
全世界すべての人々の移住を受け入れる、自由の国である
はずだから。そして舞台であるアメリカ大陸に、主役の人種も、
脇役の人種も、本来あるはずなどないのだから。

それでもある白人たちの本音としては、
「そもそも西部劇とは白人が生み出した文化。ヒスパニックや
黒人が主人公の西部劇なんて観る気が起きない」
というところがあるのかも知れない。しかし、むかしから西部劇
を観てきた人間に言わせれば、
「西部劇とは、こういうジャンルで、こうでなければならない」
という固定観念こそが、西部劇を衰退させてきた元凶としか
思えないのである。
ならばこそ、今作の意義は
「西部劇というのはジャンル以前に、祖先たちの人間ドラマだ」
という観点に立ち戻った、伝統への挑戦であり、
新たに起こったトランプ政権という、排他的アメリカの本音爆発
に対する「これこそがアメリカだ!」という意志表明に他ならない
だろう。

つづく 爆 つまり途中です。寝ます!





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