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プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

2017年03月14日

七人の西部野郎(ちがう) の続き




マグニフィセント・セブン 内容的にはどうだったか・・というと

なかなか面白かった! だが、いろいろ書きたい事もある。

まず、よかったのは、恋愛エピソードを作らなかった事。
って、それってよかったのか?とも思われるかもしれんが

そもそものオリジナル『七人の侍』では恋愛パートがかなり
長く、わたしは観た時 非常にうざったく感じたのだった・・
しかし考えてみると、ここは映画の重要なテーマである、
武士と農民の身分差の生むドラマの中での恋愛であるので、
必要なパートだったのである。
ところが、ユル・ブリンナー主演の『荒野の七人』になると、
身分差の問題は一応?なくなってしまうのでただのメロドラマ
パートになってしまうのであった・・・

今作では物語の展開上、重要な役回りに魅力的な未亡人さん
が活躍してくれるのだが、やはり夫の復讐が最優先事項であ
って、そこはガンマンとの恋なんてやってる場合でない、という
良識?的なところは、きちんと手堅くしてくれた様子であった。

ちなみに、日本には『七人の侍』SFアニメ版がある(爆)
『SAMURAI7』というやつで、なかなか面白いのに最後に
見事に破綻していくという・・『七人の侍』では「侍集め」に
村の青年らが出かけていくのだが、このアニメ版では村の
巫女さんまでが外世界へ繰り出していっていた。それで
今作を見ると、未亡人さんも「ガンマン集め」に同行していく
ので、やはりいいアクセントになっているな、と思った。
まあ、言ってしまえば女性がいた方が営業的にいいだろう
な、という下世話な感覚なのだが。

今回、非常によかったのが、多様な民族や職業集団から
成り立った七人だからこその、また多様な武器や戦い方が
披露された事である。
やはり主流は銃なのだが、アメリカ先住民の弓は強い印象
を残したし、マウンテン・マンの斧も「すげえ」と思った 笑
(マウンテン・マンとは、基本的に白人なのだが日本でいう
 マタギのような存在らしく、個人または組織的な狩猟で
 生計をたてていた・・ただ作品の時代には廃れていた?)
銃器も様々登場するが、残念なのは凄腕スナイパーまでが
「ウィンチェスター」連発銃を使っていた事。そこは単発の
強力・正確・頑丈を誇った「シャープス」でしょう・・・って
どうでもいいマニア話すいません。

『七人の侍』は当然ながら日本人の感覚で作られているの
で、西部劇でのリメイク版で最も違和感を覚えるのが、刀
から銃へと、武器が切り替わっているところだと思う。
男たちが拳銃をくるくると回したり、ガチャコンと弾を装填する
ところは確かにカッコイイのだが、日本人としては街で人が
普通に拳銃を腰に下げているなんて信じられない。

日本では武士階級が太刀だの打刀だの下げていた時代は
遠い昔だし、近年は刃渡り6センチ以上の刃物は持ち歩く
べからずなどという、過剰な法律すら敷かれているが刃物で
立ち向かうとか、護身するという感覚そのものは決して遠い
非現実的なものではないと思う。
だから『七人の侍』は先祖の時代の話としてリアルにも感じ
られるが、西部劇リメイクはどうもファンタジーにしか思えない
のである・・・そのむかし、日本にも『スワロウテイル』という
映画で、日本人がバンバン銃をぶっぱなしてたけれど、
さすがにあれはシラけました。

刀や斧で人を殺す場合、接近戦である為危険はあるし返り
血も浴びる。心身の痛みもあるだろう。だから『七人の侍』を
観ていて始めにくるのは「カッコイイ」より「すさまじい」という
感覚だ。自分だったらこの場にはいたくない・・・本来、戦争
とはそういうものであり、そういう感覚を疑似体験させるのが、
戦争シーンの使命?だろう。
しかし、銃で人を殺すシーンは皆、何というか、無表情だ。
遠くの標的を仕留め、こちらには痛手がない。だから簡単に
人が死に、大量の死者も出る。それにもかかわらず、「すさ
まじい」より「カッコイイ」が先にきてしまう・・

多様な人種・民族の存在と活躍をリスペクトし、現政権には
ノー!を突きつけてやったような今作品だが、
「国や警察は助けてくれない。自分の身を守るのは、自分だ」
という、よくもわるくもアメリカの伝統的意識を体現した作品
でもあったというか・・・『七人の侍』も、実は根底ではそういう
事を言っている作品なのだけど、イコール銃社会肯定!に
結びつくか否か、という違いが両作品にはあるのだよな。





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