奥羽越東国復興記 Ⅸ

げん

2011年04月13日 21:51


原発に関しては、どうも読み返すとクドすぎたように思う。
復興記 と題すなら、本当はこういう事を書かねばならない
だろう。わたしは反省させられた。
http://blog.livedoor.jp/anagma5/archives/51777055.html

彼は、以前 奥州藤原氏や東北の自立案などの話題で
意見が一致するところあって 少々交流を持たせていただ
いた経緯があるが、今回の震災後 しばらくの間更新が
なかったので気にかけていたところ、なんと弟さんを亡くさ
れていた事がわかった。津波の被害甚大だった仙台市若林
区の職員で、広報車で人々に津波襲来を知らせに行ったきり
戻らなかったという。数日後ようやく更新されたのは、キーで
打っているはずなのに 血の涙で書かれたような弟さんへの
手紙であった。

その後、遺志を継ぐように綴られる東北の復興への想い
これこそが本当の現地の声であり、これからの東北を動か
していく主人公たちの代弁なのだ と痛感したのだった。

震災の数日後、実家のある隣県へ早々に逃避したわたしなど
しょせん、よそ者にすぎなかった。奥羽越などという姓を己に
冠しておきながら・・・恥ずかしい限りである。

仙台であらためて、自分の闘いを始めたい。