仙台移住 4周年

げん

2011年05月07日 00:30





2007年 4月末 わたしは東京都小平市から
宮城県仙台市へ移り住んだ 36歳だった。
16,7年ぶりの、身を持っての東北回帰であった。

東北で最も暖かいと言われる仙台市も、年度の変わる
4月始めはまだまだ寒い。5月始め頃のほうが、空っぽ
の新居に身一つで入っても凍える心配が少ない。
地元民がよく知るように、この時期のケヤキ並木などの
新緑も最高に美しい 仙台市 最良の時節だ。

東京に住み始めた20歳の頃は、当然の流れのように
あれよあれよという間に新生活が始まり、怒涛のような
巨大都市の空気に飲み込まれていった。
それが青春時代と言えるものだったかどうか、甚だ自信
がない。
わたしはあらためて、自分の価値観 自分の意志で
住む土地を選び 日々を噛みしめ生きてみたかった。
(それもかなわぬ人々が多い事は知っている
 しかしその自由を持つ者は それを生かすといい)

さて先日5月のはじめ わたしの仙台移住を後押しした
偉大なる建築・メディアテークは、震災の影響でまだ立ち
入り禁止だった
(5月6日現在、翌週からの再開が決まったようだ)

写真は、わたしが当時からよく腰掛けていたケヤキ並木
下のベンチの前にて。


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