今月号に寄せまして

げん

2013年11月16日 14:45





東北についての新聞、今月号が出ました。
http://tohoku-fukko.jp/
わたしの今月の挿絵は、厚樫山から福島盆地の
10万人の源頼朝軍を見渡す藤原国衡さんです。
(実際の新聞の絵と若干違うと思います・・)

しかし今月号はメインの執筆者2名が熱く筆を執った
楽天日本一に関する記事が何といっても白眉でしょう。

野球にほとんど関心を示してこなかったわたしも、
今回ばかりは事の成り行きに熱中し、自分でも可笑しい
くらいでした。同士たちの筆は今回の事、書きたくて書き
たくて仕方なかったという感じがほとばしっていて、読む
方も熱くなります。

もちろん、わたしもこの件について書きたいのですが、
ノートの日記にだけ書くに留めました。
わたしが特に言いたいのは、巷で今回の楽天優勝と、
東京オリンピック招致成功を重ねて、今年を
「日本スポーツの当たり年」
のようにいう人が多いのですが、この二つは「地方と中央
の関係を象徴する」意味において全く相反する関係といっ
ていい間柄であるように思える、という事です。
「東京は福島から遠いから大丈夫だ」
という招致陣の言葉でもわかるように、
「東京から日本を元気に」
などというのは本当に戯言です。地方は、地方自身の力で
元気になっていくより他はない。その事は皆わかっているし
それを象徴したのが、楽天日本一だったと思うのです。
もちろん、東京もその地方のひとつであり、元気になるべき
だと思います。しかし、そのための更なる地方からの吸い上
げは許されない。今回の東京オリンピックは、地方と中央の
関係を大変革する、いい機会にすべきだと思っています。

おっと 熱くなりすぎたわぃ


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