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プロフィール
げん
げん
山形県鶴岡市生まれ。
札幌、東京と移り住み、放浪の旅をへて
東北回帰~ 奥羽越(えみしの国)を拠点
に危なっかしくも面白く生きます。

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2016年06月09日

Facebookに負けるな 爆




一ヶ月以上、更新してなかったのだが、実はもっぱら、Facebook
に書いていた 爆

内容的には、TRAD♀さんに頂いた茨城の誇り(!)『電気ブラン』
の事だったり、いぶりがっこの事だったり、青葉まつり、仙台の
ラーメン屋、民俗資料館や東北大工学部、いつも行ってる珈琲豆屋
とか、外国人作家が作り出したヘンな日本人の名前とか、実にさまざま。

どうしてこちらのブログでは書かないかというと、まあ何度か試して
いるのでおわかりの方もいるかと思うが、このブログシステム?
デジカメの写真が大きすぎて入らないのだ・・よくわからんのだが。
「第三のブログ」を検討する事もあり得ようかな

あと、ブログだとつい長文になるので、時間の節約のためにも
さらっと書くのが身上の?Facebookに短時間で書いてすとんと
載せる事が多くなった、という感じ。
いつも「いいね!」とか、反応して下さる皆さん、有難うございます

実はここ3年以上書いてきた「小説・・・のようなもの」をそろそろ
まとめはじめているので、あまりネットに時間をかけていられない
(なんて・・ほとんど手をつけてないです。
 こうでも書いて自分を追い込んでいかないとな)

それにしても、Facebookを見ててつくづく思うのは、音楽関係の
友人たちの、音楽に対するひたむきさだ。更新する内容が、ほぼ
全て自分の音楽に関する事 という人が多い・・・
ひるがえって、自分の更新内容を見てみるがいい。
音楽に関する話、ほとんどナシだ。爆
わたしにとって、音楽とは何なのか?欠かせないものであるのは
確かだが、かといって現時点では決して一途に探究する道、とも
言い切れない。まあ、他人と比べても仕方ない
(というか、比べ始めるとよくない気がする)
どこまでも、自分なりにやっていくしかない、というところだ。

で、またマンガのはなしとなりぬ 笑
しばらく、愛読コミック新刊の流れがないので、兼ねてから気に
なっていたものをたまにチョイスしてみる。
今回は、『くーねるまるた⑧』
①~⑦は実は部分的に読んでいるだけで、いきなり8巻目購入。
理由は明白で、表紙が岩手・盛岡だからである 爆
これは、確か昨年 盛岡のさわや書店で発見した。もちろん手が
伸びたのだが、やはりいきなり8巻目だったので、保留としたのだった。

内容としては、本来は岩手とは関係なくて、ポルトガル出身の
女性主人公マルタさんが、東京の大学院で都市工学を修めたの
だが、日本があまりに気に入ってしまったので滞在を大幅に延長
して、貧乏しながらも楽しく過ごす、というもの。今回の8巻目は、
そんな日本滞在中の、はじめての地方遠征の回だという。
なんと・・・7巻までずっと東京こもりきり、ですか・・・・・

作品のウリは、どうやら貧乏なために様々な工夫をして自炊する、
という「グルメマンガ」?的内容と、料理や食材、酒を口にした時の
主人公の「かわいい顔」らしい 笑 
なんでポルトガル?と思ったのだが、まあ外国人キャラクターを
設定しようとした場合、すてれおタイプ的取り捨て選択として、
@味覚おんち、という点でアメリカ人、英国人はナシ(いいのか)
@暗い性格、では周囲を巻き込む勢いがつかないので、北欧は
 ナシ(ごめん)
 あとグルメでもプライドの高いフランスは却下(申し訳ねえ)
残るはスペイン系、イタリア系だが・・ここまで来るとなぜ敢えて
ポルトガルだったのかは謎だ。スペイン、イタリアもある意味ヘタに
イメージがつき過ぎているので、ここは盲点をついてポルトガルに
白羽の矢が立った??

作者として、個人的に思い入れがあるのかも知れないが、特に
読んでいてポルトガルである必然性は感じられなかった 笑 
とはいえ、日本において外国人キャラクターとして主人公に据え
やすいと思われる欧米系の中でも、ポルトガルは一応の意外性を
持っていたかも知れない。なにより、「クウネル」という姓が作品の
性格上、とても大事なものなのは一目瞭然な訳だが、これが
ポルトガルの姓かどうか、という辺りの知識は、わたしにはない。

ただケルト贔屓としては、近年アイルランド、スコットランドもかなり
グルメ化しているみたいよ・・・とささやいても、おきたかったりして。
スペインのバスク人、とかも面白かったかも知れないが、どうも内容
的に深い民族性に踏み込む・・・というような感じでもない。

で、肝腎の盛岡編はどうだったのかと、いいますと
まず言っておかねばならぬのは、表紙の「さんさ踊り」、本編には
ありません 笑 まだ岩手山が雪かぶってる時期に、一泊二日の
旅行券が当たった!という話ですので。岩手にはまた来たい、と
言ってるので、未来の話かな?と期待。

内容としてはまあ、ライトな紀行もの、になってる。盛岡の美味い
ものを食べ、いい人たちに会い、現地の人たちの好意にて、旅は
二泊三日に延長ともなる。じゃじゃ麺の白龍(ぱいろん)、福田パン
など、手堅い名所を出してきて、盛岡人にはきっと嬉しいところ。
個人的には、まだ行った事のない神子田(みこだ)朝市で、ひっつみ
を食べるところ、印象に残った。

しかし、本当にこの盛岡編、一瞬で終わる 笑
こういう、地方遠征の方が絶対面白いはずなのに、一体東京で
7巻分も、何をやっているというのだ?(ぉぃぉぃ
マルタさんの状況としては、とにかく貧乏なのでおいそれと旅行
などにはいけない、というところらしい。アルバイトなどは一応、
しているようなのだが、都市工学の学位を持つという元来エリート
な訳で、なにゆえ敢えて貧乏なのか?は疑問。
時代の空気としてはグルメものとしてももはやバブル的な傾向
は現実的でない、というか反感さえ買う怖れもあるから、共感を
呼ぶという点でも「わざわざ欧米から来て都会で貧乏」という
のは異色というか、新しいのかも知れない。
(かといってラーメン屋にチャーシュー持参するのはどうか・・・
 と思うのだが)

都市工学、というと思い出すのが、越谷オサムの小説『いとみち』
主人公の少女「いと」は青森から東京の大学を目指すが、最終的
に東北大学の都市工学科に魅かれ、第一志望としたのだった。
なのでマルタさん仙台という選択肢もあったと思うのだが 笑
(調べてみたら、東北大にポルトガルの大学との提携はなかった
・・・って なに住んでもらいたがってんだか)

文京区の風呂なしアパートに住み、別部屋の友人からシャワー
を借りているのだが、週一回は銭湯へ通うのを楽しみとする・・
なるほど、確かに銭湯を愛する者としては、東京は離れがたい
かも知れない。調べてみると、東京の銭湯は現在入浴460円。
わたしが上京した1991年時点で290円だったのが、以後なんと
毎年10円ずつ上がって(ウソみたいなホントの話です)
最後に使った2004年には420円になっていた・・・おそらくその後、
なんらかの策がとられたのだろう。住んでいた高円寺でもどんどん
銭湯は廃業していたが、わたしが利用していた数店は、今も
がんばっておられるようである。

とはいえ、毎日入れば1万円以上。貧乏人にはなかなか厳しい
出費だったりするのだ(なにしろ、91年からこのかた、労働賃金
の方はは全く上がっていない・・貧しい人はますます大変な訳だ)
銭湯好き、という時点で仙台や盛岡など北の都市に住む選択
肢はなくなる・・という事か。仙台の人は日帰り温泉とか普通に
するみたいだが、これも貧乏な人がするような事ではなかろう・・
しかし青森市は隠れた温泉都市で、銭湯が多いぞ。まあそもそも、
ポルトガル人はあまり寒い土地を好まないかも知れないが
(だから、なに住んでもらいたがってるんだっての)


  


Posted by げん at 15:12Comments(2)えみし気になる世界