2010年11月23日
フィドルとわたし Ⅰ
最近、たて続けに人前でフィドルを演奏する機会を戴いた
19日(金)トシさんのご友人の会社関係のパーティーにて
バンドの仲間6人と参加!
そしてきのう
22日(月)なんといつもありがとうの店 新嘉坡宵(通称 笑
でのライヴに乱入!?いや、前座というか、おまけ的
に・・マスターの打つボウラン(バウロン?)とともに
さて、その新嘉坡宵といえば60年前のスズキバイオリンの話
が途中だったが、今回もうっかり写真を撮り忘れたので(笑)
それはまた次回という事に
あらためてわたしとこの楽器について書いてみたし
フィドルとは、弦を弓でこする、弦楽器の総称である。
アイルランド音楽におけるフィドルは古くは別のものだったが、
「究極のフィドル」といえるバイオリンが登場すると、瞬く間に
定着した。つまりビオラでもチェロでも、アイリッシュの席に登
れば、フィドルになるわけだ。
マンドリン、コンサーティーナも所有するわたしだが、結局
きちんと集中して演奏できるのはこのフィドル、バイオリン
のみである。伴奏や歌にも関心があるが、フィドル専門で
やりたい現在はどれもむずかしいところである。
中学生の頃、アメリカのカントリー、ブルーグラスのバイオリン
に強く惹かれたわたしだが、引っ込み思案なうえ極端な田舎
暮らしだった事もあり、10代では始められなかった。
東京に出て一年後の22歳の時、いま所有している唯一の
楽器を購入。その年の92年製 真新しい国産楽器だった。
この思い切った行動の後押しになったのが、当時活躍中の
日本のバンド・ZABADAK(ザバダック)の存在。
まだかなり先となる日本のアイルランドブームに先駆けて、
アイリッシュの影響を受け、自らのバンド編成に取り入れた。
その中のフィドル演奏を聴いて「これだ!」と思ったのだった・・
つづくっ
Posted by げん at 12:28│Comments(0)
│えみし普通の日記